MTG発祥の地、アメリカに飛ばされることが決定しました!
2008年7月26日 殿@mtgプレーヤー飛ばされるのはもちろん我らが殿様ですが何か。
暴君いわく、「チャーユー(黒焦げを本体に飛ばします)しか英語を話せないZONOが、どこまでやれるか見物だな」
これで仲間内の合言葉が、
日本選手権で会おう!
↓
世界選手権で会おう!
となりました。でもまあ、一応しばらくしたら帰ってくるみたいです。
暴君いわく、「チャーユー(黒焦げを本体に飛ばします)しか英語を話せないZONOが、どこまでやれるか見物だな」
これで仲間内の合言葉が、
日本選手権で会おう!
↓
世界選手権で会おう!
となりました。でもまあ、一応しばらくしたら帰ってくるみたいです。
今日は熊本でPTQがあって
2006年8月13日 殿@mtgプレーヤー会場に着いたのが2回戦終わったくらい。まあいわゆる0回戦敗退ってやつです。
仲間内では梅さんが頑張ってベスト8入り。これで熊本のPTQは3回連続誰かがベスト8入ってます。次は決勝くらいまで頑張って上り詰めましょう。
・・・出てもいないのに偉そうなことは言えんな(汗
どうも頼みの殿がリミテッドでぼろぼろなんで、次は構築でお願いします。謀反のプレリで十手を引いた呪いだね、きっと。
仲間内では梅さんが頑張ってベスト8入り。これで熊本のPTQは3回連続誰かがベスト8入ってます。次は決勝くらいまで頑張って上り詰めましょう。
・・・出てもいないのに偉そうなことは言えんな(汗
どうも頼みの殿がリミテッドでぼろぼろなんで、次は構築でお願いします。謀反のプレリで十手を引いた呪いだね、きっと。
ランキング
2005年11月10日 殿@mtgプレーヤー北九州の結果が反映されてます。殿が一気に落ちてきました。50くらいダウン。それでもギリ構築熊本トップを死守してます。
私は、4−3なのにやたら上がってさすがGPって感じ。
ま、ポイントとかどうでもいいけど。
私は、4−3なのにやたら上がってさすがGPって感じ。
ま、ポイントとかどうでもいいけど。
熊本県選手権のここが面白い!
2005年10月26日 殿@mtgプレーヤーということで、面白かったことを並べてみましょう。
1位
ジャッジがこういう説明をしていた。
「これは、このクリーチャーがダメージを与えるたび、その値に等しい値のライフを得るという能力を
5つ持った
8/12トランプルクリーチャーです」
聞いた方も「はあ?」って思ったろうけど、説明してるジャッジも自分で言ってて「はあ?」って思ったに違いない。
2位
3回戦で殿と対戦中に部屋に入ってきて殿側から盤面をちらっと見たS君が言った一言。
「これ遊びじゃないですよね」
私の方は盤面島とか湿った墓とか並んでて普通のデッキに見えたはずだから、S君は殿のデッキを見てそう言ったはず。まさかその「遊びじゃないですよねデッキ」が優勝するなんて、S君も思わなかったに違いない。
3位
大会に白暦伝本殿デッキで挑んだ梅さん。何回戦か忘れたけどその梅さんの対戦が遠くからちらっと見えた。相手は赤単。赤幻獣に殴られて、「これはやばそうだな」と思った次の瞬間に聞こえた梅さんのセリフ。
「あと33です」
・・・何が?
ちなみに1位のも梅さんネタ。
4位
準決勝で殿と梅さんの対戦が実現。1本目を殿が先取してからの2本目。殿の初手が
日光女、てらしの掌握、氷河の光線
3ターン後までには、日光女2枚目ドロー。
梅さん、乙です(泣
ま、真の1位は赤白ビート相手に稲妻のらせんを4枚引いた殿の引きでしょうが。
1位
ジャッジがこういう説明をしていた。
「これは、このクリーチャーがダメージを与えるたび、その値に等しい値のライフを得るという能力を
5つ持った
8/12トランプルクリーチャーです」
聞いた方も「はあ?」って思ったろうけど、説明してるジャッジも自分で言ってて「はあ?」って思ったに違いない。
2位
3回戦で殿と対戦中に部屋に入ってきて殿側から盤面をちらっと見たS君が言った一言。
「これ遊びじゃないですよね」
私の方は盤面島とか湿った墓とか並んでて普通のデッキに見えたはずだから、S君は殿のデッキを見てそう言ったはず。まさかその「遊びじゃないですよねデッキ」が優勝するなんて、S君も思わなかったに違いない。
3位
大会に白暦伝本殿デッキで挑んだ梅さん。何回戦か忘れたけどその梅さんの対戦が遠くからちらっと見えた。相手は赤単。赤幻獣に殴られて、「これはやばそうだな」と思った次の瞬間に聞こえた梅さんのセリフ。
「あと33です」
・・・何が?
ちなみに1位のも梅さんネタ。
4位
準決勝で殿と梅さんの対戦が実現。1本目を殿が先取してからの2本目。殿の初手が
日光女、てらしの掌握、氷河の光線
3ターン後までには、日光女2枚目ドロー。
梅さん、乙です(泣
ま、真の1位は赤白ビート相手に稲妻のらせんを4枚引いた殿の引きでしょうが。
熊本県の優勝デッキなんですけど
2005年10月25日 殿@mtgプレーヤーというより優勝者なんですけど。あれはもうどうやっても勝てない気がします。最近の殿の成績は一言で言うと「カイ・ブッディ」
最近の大きな大会の結果(構築戦)
去年
県別予選4−0−2
県別決勝1−2
今年
九州予選・予選5−0−2
九州予選・決勝1−0
PTQ熊本大会予選4−1−1(たしか)
PTQ熊本大会決勝1−1
ニッセンスタン5−2
県別予選4−0−2
県別決勝3−0
えっと、28−6−7
勝率.824
・・・。
は?勝率8割オーバー?
最近の大きな大会の結果(構築戦)
去年
県別予選4−0−2
県別決勝1−2
今年
九州予選・予選5−0−2
九州予選・決勝1−0
PTQ熊本大会予選4−1−1(たしか)
PTQ熊本大会決勝1−1
ニッセンスタン5−2
県別予選4−0−2
県別決勝3−0
えっと、28−6−7
勝率.824
・・・。
は?勝率8割オーバー?
日本選手権がありまして
2005年9月4日 殿@mtgプレーヤー決勝は・・・。へー、巻き戻るんだ。覚えとこ。巻き戻しすぎな気もするけどね。
かくして、殿の日本選手権は終了しました。詳しくは自分で日記に書いてくれるでしょう。大会レポを書くまでが大会らしいよ、殿。てなわけで、軽く雑感をば。
事前の予想では、
「スタンダードは勝ち負け。ただ、ドラフトはおそらく無理っぽい。」
となってました。殿が日本選手権で奇跡のベスト8に残るためには、
・スタンダードを6−1
・ドラフトでメロク→十手→影麻呂を2日続けて引いて5−2
が必須条件。
・・・無理か(笑
で、結局スタンは5−2と頑張ったけどドラフトで負け込んでお疲れサマでした。最初にしては頑張った!来年に向けてドラフトの練習だ!そもそも神河3セットのドラフトを1回しかしてないってどうだ!
かくして、殿の日本選手権は終了しました。詳しくは自分で日記に書いてくれるでしょう。大会レポを書くまでが大会らしいよ、殿。てなわけで、軽く雑感をば。
事前の予想では、
「スタンダードは勝ち負け。ただ、ドラフトはおそらく無理っぽい。」
となってました。殿が日本選手権で奇跡のベスト8に残るためには、
・スタンダードを6−1
・ドラフトでメロク→十手→影麻呂を2日続けて引いて5−2
が必須条件。
・・・無理か(笑
で、結局スタンは5−2と頑張ったけどドラフトで負け込んでお疲れサマでした。最初にしては頑張った!来年に向けてドラフトの練習だ!そもそも神河3セットのドラフトを1回しかしてないってどうだ!
そういえば
2005年7月2日 殿@mtgプレーヤー先月後半に2回ほど地元で大会がありました。すっかり忘れてた。
公認大会の方は、相変わらずのスピリットデッキで出場。しっかり十手を4枚メインに積んで、結果は0−3ドロップ。もう十手はいいや。
その1週間後にあったハット大会は、諸般の都合で出場見送り。よって、今月は優先して出ようと思います。どんなに忙しかろうと、絶対出てやるぜ!
で、そのハット大会なんですが、伝え聞いたところによると殿が優勝したそうで。はあ?そんなバカな!だって、最後に殿と会ったときに彼がまわしていたデッキは、デッキは、救済構築済み(赤緑)だったではないデスカ!!「これ面白い」とか言ってもう一つ同じのを購入し、混ぜて60枚デッキを作り上げ遊んでたものを少しいじって出場し、4勝したそうです。殿いわく、
・霊光の略奪者で焼けないものはないぜ、やっほー!
・樹海の古松で土地いっぱい持ってくるぜ、ひゃっほー!
・あゆみは伝説の土地は渡らないけど、生命の咆哮の思念が一緒に殴るといぇい!!
だそうで。どんなやねん。
公認大会の方は、相変わらずのスピリットデッキで出場。しっかり十手を4枚メインに積んで、結果は0−3ドロップ。もう十手はいいや。
その1週間後にあったハット大会は、諸般の都合で出場見送り。よって、今月は優先して出ようと思います。どんなに忙しかろうと、絶対出てやるぜ!
で、そのハット大会なんですが、伝え聞いたところによると殿が優勝したそうで。はあ?そんなバカな!だって、最後に殿と会ったときに彼がまわしていたデッキは、デッキは、救済構築済み(赤緑)だったではないデスカ!!「これ面白い」とか言ってもう一つ同じのを購入し、混ぜて60枚デッキを作り上げ遊んでたものを少しいじって出場し、4勝したそうです。殿いわく、
・霊光の略奪者で焼けないものはないぜ、やっほー!
・樹海の古松で土地いっぱい持ってくるぜ、ひゃっほー!
・あゆみは伝説の土地は渡らないけど、生命の咆哮の思念が一緒に殴るといぇい!!
だそうで。どんなやねん。
殿が九州予選を通過するまで
2005年6月13日 殿@mtgプレーヤー日本選手権九州予選は参加者104人。スイスドロー7回戦後、上位16名によるシングルエリミを1回やって8名が権利を獲得するプレーオフ方式で行われました。この予選で、5連勝後2IDで3位抜け後、プレーオフを2タテして権利を獲得した「殿」。彼が予選を通過するまでを、私の解説を交えながら面白おかしくお伝えします。
まずは早速デッキレシピから紹介。
メイン:赤単バーン
18Mountain
4 Blinkmoth Nexus
4 Shock
4 Lava Spike
4 Magma Jet
4 Volcanic Hammer
4 Glacial Ray
4 Shrapnel Blast
4 Pulse of the Forge
4 Flame of the Blood Hand
2 Sudden Impact
4 Sensei’s Divining Top
サイドボード
4 Molten Rain
4 Calling Scales
4 Vulshok Sorcerer
3 Unforge
ここで、彼が大会で対戦した順番を書きます。これを見て何をどう思うかは見た人の感性でしょうが、おそらくあなたが思ったことは、私と同じです。
ラウンド1 緑単トロン
ラウンド2 赤単(ゴブリン)
ラウンド3 緑単トロン
ラウンド4 緑単トロン
ラウンド5 緑単トロン
ラウンド6 ID
ラウンド7 ID
プレーオフ 緑単トロン
大会前の練習段階で、私は殿相手に緑単トロンばかり使ってました。理由は簡単、他のデッキでは絶対勝てないから。どんなデッキで挑んでも、殿にとっては関係ありません。なぜなら、殿は持っている火力を私に打ち込むだけですから。場なんて関係なしといわんばかりに、毎日こんがり焼かれていました。よっぽど白パルス4積みの白コンで相手してやろうかとも思いましたが、そこはぐっとこらえて、メタにいそうなデッキを中心に相手をしていたのですが、殿に勝つ方法はおのずと絞られていきました。それは、
4ターン目か5ターン目に歯と爪を撃つこと。
最後には、私の緑単トロンv.s.殿の赤単バーンでばかり調整が行われました。ここで私が主張しておきたいことが二つ。殿の赤単バーンと私の緑単トロンの戦績はほとんど正確に五分。そして私は九州予選にこの緑単トロンでは出ていません。何が言いたいかは察してくださると助かります。
とまあこんな感じで九州予選を向かえました。前日に殿から
「8版の突然の衝撃2枚持ってきて」
というメールをもらっていたので、その2枚をカードケースに入れて、朝7時に仲間うち5人で熊本を出発。会場に着いたのは10時ころだったかな?こうして、長い1日が始まったわけです。
そして殿は対戦相手を焼き尽くしました。ラウンド間にどこからか聞こえてきたこんなセリフが、今も鮮明に思い出されます。
「サドンインパクトが飛んできた」
うん、たぶんそのインパクトは私のですよ、かわいそうに(泣
そもそもこの突然の衝撃のスペースには電撃破が入っていました。ただ、ここはさすがに本人も「電撃破じゃなくて何かないかなー」と言っていたので、私は至極当然な受け答えで「紅蓮地獄とかでいいんじゃ?」と言ったのですが、結局殿はクリーチャーに火力を撃つことを嫌いました。ま、貸した(というかあげた)インパクトがまさかメインに積まれるとは私も思いませんでしたよ(汗
で、スイスドロー7回戦を5連勝後2IDで3位抜けした殿。彼がプレーオフで権利を獲得した時の奇跡の対戦を実況形式でお届けします。対戦相手は14位抜けの緑単トロン。
1本目トロン地形がそろわない相手を焼ききって迎えた2本目。殿の初手は、山×2、独楽、爆片破、ジェット、溶鉄の雨、血の手の炎。土地が2枚と心もとないが、独楽で何とかなるっぽい初手。対戦相手は塔セットスタート。返しで殿は山→独楽置いてエンド。相手は鉱山をセットしてエンド。殿も山置いてエンド。両者静かな立ち上がりかと思われた3ターン目、相手は魔力炉をセットしウルザ地形が最速でそろう。忘却石をキャストしターンエンドを告げる相手に対し、殿が起こしたアクションは、
「エンド時見まーす」
ではなく
「エンド時独楽タップして、スタックで解決前に爆片破撃ちます」
殿は後続の土地を持っていない。ここは独楽で見るんじゃ?と後から聞いたコントロール肌の私に対して、殿のセリフは
「(土地を)引くだろう」
・・・ですよねー。
ライフ20−15
しかしここでの独楽ドローと、次のターン開始のドローで土地を引けなかった殿。ただ、2枚目の独楽を引き当てる。ターンを相手に返すと、相手は鉱山から隷属器を置いた。ここで対戦を実際に見ていたアダッさんは、「これは負けムード」と思ったそうで。相手エンド時にジェットが飛んで、
ライフ20−13
殿ドロー、山。引いたネエ。溶鉄の雨を塔に撃ってエンド。
ライフ20−11
しかし、何とかいけそうな空気を相手のトップデッキがかき消した。ドロー、塔!そのまま塔をセットし、隷属器が起動。隷属中の殿のターン、ドローが山。対戦相手は独楽を置いて起動し、殿のライブラリートップ3枚を見るが、苦い表情を浮かべる。それもそのはず、3枚が山山山。この時、「山を愛する殿は、ついに山に愛された」と私は確信しました。対戦相手は山をセットし、殿自身にパルスを撃ちエンド。
ここでストップ。この辺は記述内容に誤りがあります。詳細は翌日分の日記に載せます。文章自体の訂正はしません。
ライフ16−11
そして相手のターン。鉱山をセットから、隷属器即起動。ここで観戦していたアダッさんは、「これは負けたな」と思ったという。ターン返って、隷属中の殿のターン。アップキープに独楽で見るも、ここでもまた山×3。そのまま山をドローし、メインフェイズに独楽で1枚山をドロー、殿に血の手の炎を撃ってエンド。
ライフ12−11
ここで気付くと思うが、このターン対戦相手は1つの小さなミスと1つの致命的なミスをしている。返ってきた自分のターンで勝てるという確信があったらこういうプレイングもあるだろうが、実際ここから殿は逆転したわけで。ただ、こうも次から次に火力が飛んできたら、そりゃプレイングもミスるよねえ。今日8回戦目だし。
相手は次ターンに二つ目の忘却石を置いてエンド。久しぶりに返ってきた殿のターン。ドローは独楽。山置いて殿の場には山×5。独楽を置いて、メインに血の手の炎を撃つ。
ライフ12−7
後から、なぜ血の手の炎を自分のターンに撃ったのかを聞くと、
「めんどくさい」
・・・ですよねー。
この時殿のハンドには山が1、2枚と火山の鎚。ターンが相手に返って相手はドローゴー。この時相手の手札3枚←重要。相手のエンド時に独楽でトップ3見ると、
山、山、
突然の衝撃!!!!!!
突然の衝撃をトップに持ってきて、自分のターンにドロー。山セット、火山の鎚。
ライフ12−4
相手のターン、ドローステップにドローしてからメインフェイズに移る前に突然の衝撃。かくして、殿はプレーオフを最速で制して日本選手権への切符を手にしました。
本人が選ぶ今日のMVP:突然の衝撃
こうして、殿はトロンを踏んで踏んで、焼いて焼いて焼き尽くして勝ちました。彼は熊本の赤使いから、九州の赤使いへとレベルアップしたのです。おめでとう、殿!
来週の地元の大会では、同じデッキを使うと無理やり約束させましたので、私は対抗してメインに赤の防御円を(以下略
以上で、私が日ごろどれだけこんがり焼かれているか・・・じゃなかった、殿が九州予選で見せた雄姿日記を終わります。最後になりましたが、大会を運営してくださったスタッフの方々と、そして大会に参加したプレーヤーのみなさん、お疲れ様でした!
まずは早速デッキレシピから紹介。
メイン:赤単バーン
18Mountain
4 Blinkmoth Nexus
4 Shock
4 Lava Spike
4 Magma Jet
4 Volcanic Hammer
4 Glacial Ray
4 Shrapnel Blast
4 Pulse of the Forge
4 Flame of the Blood Hand
2 Sudden Impact
4 Sensei’s Divining Top
サイドボード
4 Molten Rain
4 Calling Scales
4 Vulshok Sorcerer
3 Unforge
ここで、彼が大会で対戦した順番を書きます。これを見て何をどう思うかは見た人の感性でしょうが、おそらくあなたが思ったことは、私と同じです。
ラウンド1 緑単トロン
ラウンド2 赤単(ゴブリン)
ラウンド3 緑単トロン
ラウンド4 緑単トロン
ラウンド5 緑単トロン
ラウンド6 ID
ラウンド7 ID
プレーオフ 緑単トロン
大会前の練習段階で、私は殿相手に緑単トロンばかり使ってました。理由は簡単、他のデッキでは絶対勝てないから。どんなデッキで挑んでも、殿にとっては関係ありません。なぜなら、殿は持っている火力を私に打ち込むだけですから。場なんて関係なしといわんばかりに、毎日こんがり焼かれていました。よっぽど白パルス4積みの白コンで相手してやろうかとも思いましたが、そこはぐっとこらえて、メタにいそうなデッキを中心に相手をしていたのですが、殿に勝つ方法はおのずと絞られていきました。それは、
4ターン目か5ターン目に歯と爪を撃つこと。
最後には、私の緑単トロンv.s.殿の赤単バーンでばかり調整が行われました。ここで私が主張しておきたいことが二つ。殿の赤単バーンと私の緑単トロンの戦績はほとんど正確に五分。そして私は九州予選にこの緑単トロンでは出ていません。何が言いたいかは察してくださると助かります。
とまあこんな感じで九州予選を向かえました。前日に殿から
「8版の突然の衝撃2枚持ってきて」
というメールをもらっていたので、その2枚をカードケースに入れて、朝7時に仲間うち5人で熊本を出発。会場に着いたのは10時ころだったかな?こうして、長い1日が始まったわけです。
そして殿は対戦相手を焼き尽くしました。ラウンド間にどこからか聞こえてきたこんなセリフが、今も鮮明に思い出されます。
「サドンインパクトが飛んできた」
うん、たぶんそのインパクトは私のですよ、かわいそうに(泣
そもそもこの突然の衝撃のスペースには電撃破が入っていました。ただ、ここはさすがに本人も「電撃破じゃなくて何かないかなー」と言っていたので、私は至極当然な受け答えで「紅蓮地獄とかでいいんじゃ?」と言ったのですが、結局殿はクリーチャーに火力を撃つことを嫌いました。ま、貸した(というかあげた)インパクトがまさかメインに積まれるとは私も思いませんでしたよ(汗
で、スイスドロー7回戦を5連勝後2IDで3位抜けした殿。彼がプレーオフで権利を獲得した時の奇跡の対戦を実況形式でお届けします。対戦相手は14位抜けの緑単トロン。
1本目トロン地形がそろわない相手を焼ききって迎えた2本目。殿の初手は、山×2、独楽、爆片破、ジェット、溶鉄の雨、血の手の炎。土地が2枚と心もとないが、独楽で何とかなるっぽい初手。対戦相手は塔セットスタート。返しで殿は山→独楽置いてエンド。相手は鉱山をセットしてエンド。殿も山置いてエンド。両者静かな立ち上がりかと思われた3ターン目、相手は魔力炉をセットしウルザ地形が最速でそろう。忘却石をキャストしターンエンドを告げる相手に対し、殿が起こしたアクションは、
「エンド時見まーす」
ではなく
「エンド時独楽タップして、スタックで解決前に爆片破撃ちます」
殿は後続の土地を持っていない。ここは独楽で見るんじゃ?と後から聞いたコントロール肌の私に対して、殿のセリフは
「(土地を)引くだろう」
・・・ですよねー。
ライフ20−15
しかしここでの独楽ドローと、次のターン開始のドローで土地を引けなかった殿。ただ、2枚目の独楽を引き当てる。ターンを相手に返すと、相手は鉱山から隷属器を置いた。ここで対戦を実際に見ていたアダッさんは、「これは負けムード」と思ったそうで。相手エンド時にジェットが飛んで、
ライフ20−13
殿ドロー、山。引いたネエ。溶鉄の雨を塔に撃ってエンド。
ライフ20−11
しかし、何とかいけそうな空気を相手のトップデッキがかき消した。ドロー、塔!そのまま塔をセットし、隷属器が起動。隷属中の殿のターン、ドローが山。対戦相手は独楽を置いて起動し、殿のライブラリートップ3枚を見るが、苦い表情を浮かべる。それもそのはず、3枚が山山山。この時、「山を愛する殿は、ついに山に愛された」と私は確信しました。対戦相手は山をセットし、殿自身にパルスを撃ちエンド。
ここでストップ。この辺は記述内容に誤りがあります。詳細は翌日分の日記に載せます。文章自体の訂正はしません。
ライフ16−11
そして相手のターン。鉱山をセットから、隷属器即起動。ここで観戦していたアダッさんは、「これは負けたな」と思ったという。ターン返って、隷属中の殿のターン。アップキープに独楽で見るも、ここでもまた山×3。そのまま山をドローし、メインフェイズに独楽で1枚山をドロー、殿に血の手の炎を撃ってエンド。
ライフ12−11
ここで気付くと思うが、このターン対戦相手は1つの小さなミスと1つの致命的なミスをしている。返ってきた自分のターンで勝てるという確信があったらこういうプレイングもあるだろうが、実際ここから殿は逆転したわけで。ただ、こうも次から次に火力が飛んできたら、そりゃプレイングもミスるよねえ。今日8回戦目だし。
相手は次ターンに二つ目の忘却石を置いてエンド。久しぶりに返ってきた殿のターン。ドローは独楽。山置いて殿の場には山×5。独楽を置いて、メインに血の手の炎を撃つ。
ライフ12−7
後から、なぜ血の手の炎を自分のターンに撃ったのかを聞くと、
「めんどくさい」
・・・ですよねー。
この時殿のハンドには山が1、2枚と火山の鎚。ターンが相手に返って相手はドローゴー。この時相手の手札3枚←重要。相手のエンド時に独楽でトップ3見ると、
山、山、
突然の衝撃!!!!!!
突然の衝撃をトップに持ってきて、自分のターンにドロー。山セット、火山の鎚。
ライフ12−4
相手のターン、ドローステップにドローしてからメインフェイズに移る前に突然の衝撃。かくして、殿はプレーオフを最速で制して日本選手権への切符を手にしました。
本人が選ぶ今日のMVP:突然の衝撃
こうして、殿はトロンを踏んで踏んで、焼いて焼いて焼き尽くして勝ちました。彼は熊本の赤使いから、九州の赤使いへとレベルアップしたのです。おめでとう、殿!
来週の地元の大会では、同じデッキを使うと無理やり約束させましたので、私は対抗してメインに赤の防御円を(以下略
以上で、私が日ごろどれだけこんがり焼かれているか・・・じゃなかった、殿が九州予選で見せた雄姿日記を終わります。最後になりましたが、大会を運営してくださったスタッフの方々と、そして大会に参加したプレーヤーのみなさん、お疲れ様でした!
祝!日本選手権九州地区予選通過!
2005年6月12日 殿@mtgプレーヤー通過したのはもちろん私ではなく、殿ですがなにか?
ああ、ついに殿の全国デビューの日が来るようです。ま、素直に嬉しいんですけどね。
おめでとう、殿!
6月12日(日)、日本選手権九州地区予選に出場してきました。過去の日記にいろいろ書いたとおり、ちょっと頑張ってみました。記録もきっちり残そうと思って、ちゃんと各ラウンドメモを取りました。しかし、「いかにして私が奈落の底に突き落とされたか」という題の日記なんて書いてる場合ではありません。ここはちゃんと、殿がいかにして九州予選を抜けたかを書かなくてはいけません。これが私に課せられた使命です。よって、私の負け犬日記は、いつか思い出したときに書きます。
ただ、一言。
「メタは間違えてない。デッキも間違えてない。ただ、プレイングが小学生だった」
というわけで、殿が九州予選で見せた雄姿を、明日のところに載せます。
ちなみに、殿の基本情報を過去の日記から紹介↓
ああ、ついに殿の全国デビューの日が来るようです。ま、素直に嬉しいんですけどね。
おめでとう、殿!
6月12日(日)、日本選手権九州地区予選に出場してきました。過去の日記にいろいろ書いたとおり、ちょっと頑張ってみました。記録もきっちり残そうと思って、ちゃんと各ラウンドメモを取りました。しかし、「いかにして私が奈落の底に突き落とされたか」という題の日記なんて書いてる場合ではありません。ここはちゃんと、殿がいかにして九州予選を抜けたかを書かなくてはいけません。これが私に課せられた使命です。よって、私の負け犬日記は、いつか思い出したときに書きます。
ただ、一言。
「メタは間違えてない。デッキも間違えてない。ただ、プレイングが小学生だった」
というわけで、殿が九州予選で見せた雄姿を、明日のところに載せます。
ちなみに、殿の基本情報を過去の日記から紹介↓
http://diarynote.jp/d/54709/20041024.html
殿、ご勘弁ください
2005年5月6日 殿@mtgプレーヤーこっち白ウィニーで、どんな感じで回るか試したいって言ってるのに、
1ターン目に必ず鳥出てきて、
2ターン目になぜかサイドインしたゴーストリープリズン出てきて、
4、5ターン目にこれまたなぜかサイドインしたフラッシュファイアー!
ああ、神様。いつもブン回りの殿の相手をしないといけない私に、負けないブン周りをお与えください・・・。
1ターン目に必ず鳥出てきて、
2ターン目になぜかサイドインしたゴーストリープリズン出てきて、
4、5ターン目にこれまたなぜかサイドインしたフラッシュファイアー!
ああ、神様。いつもブン回りの殿の相手をしないといけない私に、負けないブン周りをお与えください・・・。
殿とフリーデュエル
2005年3月17日 殿@mtgプレーヤー殿がまたまた怪しいデッキを持って殴りこんできました。そのデッキの第一印象はこちら。
怪しい。
「それは弱いだろう」って、いくら言ってもそこは殿ですから聞く耳なんて持ちません。仕方ないから、いろんなデッキでぼこぼこにすれば、分かってくれるだろうと思い、対戦開始。つまり、身をもって体験してもらおうというわけです。そして、その後の感想はこちら。
強い・・・。
私の放った刺客(ほとんど実績のあるコピー)は、次々に殿の怪しいデッキの前に散っていきました。変な修正がかかってるのかな?
熊本の皆さん、お気をつけください・・・。
怪しい。
「それは弱いだろう」って、いくら言ってもそこは殿ですから聞く耳なんて持ちません。仕方ないから、いろんなデッキでぼこぼこにすれば、分かってくれるだろうと思い、対戦開始。つまり、身をもって体験してもらおうというわけです。そして、その後の感想はこちら。
強い・・・。
私の放った刺客(ほとんど実績のあるコピー)は、次々に殿の怪しいデッキの前に散っていきました。変な修正がかかってるのかな?
熊本の皆さん、お気をつけください・・・。
如何にして殿は4勝したのか
2004年11月15日 殿@mtgプレーヤーちなみに殿のデッキの大まかな情報は、
1、土地12枚
2、勝ち手段は放火砲と熊野
3、本人曰くランデス
です。放火砲が30点とか40点とか・・・。
4勝した理由はナゾ。親和にも勝ったとか。そのへんを解明していくとするか・・・。
1、土地12枚
2、勝ち手段は放火砲と熊野
3、本人曰くランデス
です。放火砲が30点とか40点とか・・・。
4勝した理由はナゾ。親和にも勝ったとか。そのへんを解明していくとするか・・・。
殿、次は何を・・・
2004年11月6日 殿@mtgプレーヤー殿がまたまた怪しいデッキを調整中。熊本の皆さん、お気をつけください。
自分でもいろいろとデッキを考えてはみるんだけど、その度に何らかの理由で挫折しております。たとえば、
・緑で土地ブーストして、黒竜並べて俺の勝ちな緑黒コン
→黒系コントロールなら摘出入れたいけど、一枚も持ってない
・神の怒りを証人で拾ったら強いだろうという短絡的な発想から白緑
→そもそも証人を持ってない
・アーティファクトが割れて、ライフが増える親和
→もう5色でごめんなさい
もう、ごめんなさい。
自分でもいろいろとデッキを考えてはみるんだけど、その度に何らかの理由で挫折しております。たとえば、
・緑で土地ブーストして、黒竜並べて俺の勝ちな緑黒コン
→黒系コントロールなら摘出入れたいけど、一枚も持ってない
・神の怒りを証人で拾ったら強いだろうという短絡的な発想から白緑
→そもそも証人を持ってない
・アーティファクトが割れて、ライフが増える親和
→もう5色でごめんなさい
もう、ごめんなさい。
熊本のトロン事情
2004年11月2日 殿@mtgプレーヤーなんてディープな情報は持ち合わせておりませんが、不思議ですね。全国的にはトロンは立派な勝ち組なんですが、熊本はどうも負け組みのようで。なぜでしょう?土地柄と言ってしまえばそれまでなんでしょうが、何かが起きているに違いありません。きっと。多分。ちょっとその辺のなぞを、ZONOに聞いてみようかな。
以下、予想される答弁。
私「こないだの県選手権、トロンはどうして残れなかったんだろうね」
ZONO「俺が摘出をサイドインしたからじゃ?」
ちなみに、選手権翌日のハット大会で、借りてた摘出を返して黒を入れる理由がなくなった彼は、
なぜか青を入れて、
なぜか潮の星、京河を2,3枚
デッキに投入していました。
「殿、次は何を・・・」
以下、予想される答弁。
私「こないだの県選手権、トロンはどうして残れなかったんだろうね」
ZONO「俺が摘出をサイドインしたからじゃ?」
ちなみに、選手権翌日のハット大会で、借りてた摘出を返して黒を入れる理由がなくなった彼は、
なぜか青を入れて、
なぜか潮の星、京河を2,3枚
デッキに投入していました。
「殿、次は何を・・・」
続・予選ラウンド1位抜けのデッキができるまで
2004年10月25日 殿@mtgプレーヤー副題:「4です」の真相、としてお届けします。
大会2週間前。いつものように仲間内で集まってスタンダードのデッキで遊んでいました。しばらく他の人と対戦してから、ふと殿のデッキが気になって覗いてみると、
・・・なぜに本殿?
殿の場には、いろんな色の本殿が。「そのデッキで行く気?」と聞いてみると、「まさか」という返事が返ってきましたが、もしかするともしかする、と、僕は内心はらはらしていました。
大会前日。一応前日なので、スタンダードの練習。大会には、僕、殿、あと二人で行くことになりました。仮想敵は親和、歯と爪の2つ。しばらく数人で練習してから、「明日大会に出る人で、カードが足りない人がいたら今のうちにトレードしたら?」ということで、トレードが始まる。そこで事件が。
殿「熊野が足りない」
僕「何枚入れるの?」
殿「4です」
・・・4?何ゆえ4?熊野は伝説ですぞ。レジェンドですぞ。レジェンドルールが変わったといっても、レジェンドは2枚まで場に残る、とかじゃないですぞよ?そして、そして何より、
あなたのデッキにはすでに弧炎撒きが4枚入ってるじゃないですカー!!!
もうここからは「危険ですので餌を与えないでください」状態。殿に熊野をトレードしてはいけない、という緊張が走る。殿が熊野を4枚手に入れた瞬間、その全てをデッキに投入する。
「危険ですので、彼に熊野を与えないでください」
係員の監視が甘かったのか、彼は翌日のデッキ登録で、
Kumano, Masater Yamabushi・・・4
と書きました。そう、殿は4枚の熊野を手に入れていたのです。そんな彼を、僕達は必死に説得しました。しかし彼は、最後まで譲りませんでした。以下の名言を残して。
「3じゃ引けないじゃん」
「4だとラスゴに耐性がある」
「おんおん言いたいから」
2番目のセリフとかは、もう凡人の僕には理解できません。殿の見解によると、「1体死んでももう1体出てくる」らしいのですが・・・。3番目のセリフは、熊野の能力を、1点飛ばすごとに
「おん」
と(彼が一人)仲間内で言ってたのを、流行させるためです。
「優勝したらするんじゃ?」
と、僕が冗談半分に言ってたのが、今でも思い出されます・・・。
そして、大会当日。彼はやってくれました。
デッキ登録ミスを。
前日、「ちゃんと書かないといけないから」と言って、別にメモ用紙を用意していたZONO。そのメモ用紙がすでに、メイン56枚だったと言うから、さすがです。で、さっきメールで教えてもらった、彼のデッキはこちら。
メインボード
(一部では粗野覚コントロールと呼ばれているようですが、本人曰く、熊野とどすこいの双璧デッキとのことです)
4 熊野
4 どすこい
4 シャーマン
4 ウィットネス
4 桜族の長老
4 盲信者←書き忘れ
4 マグマジェット
4 身代わり
4 手の内
2 粗野の覚醒
6 森
6 山
4 赤緑タップランド
4 赤緑お休みランド
2 沼
サイドボード
4 酸化
4 手綱取り←これってぱくってもアンタップしないんだ。しらなかった。
3 頭蓋摘出←「トロンに使いたいから」とのこと
2 火氷剣
2 光闇剣
結果は4連勝後に2IDで予選トップ抜け。決勝ラウンドはおしくも1回戦で優勝者に敗れてしまいました。が、1から自分で作ったデッキでこの成績は、さすがの一言です。
彼は勝ちました。僕は勝てませんでした。ということは、彼の言ってることは、正しかったのです。もう、そういうしかありません。ごめんなさい、と言って、餃子をおごるしかできません。
殿、次はどんなデッキで僕に非凡さを見せ付けてくれるのでしょうか。
大会2週間前。いつものように仲間内で集まってスタンダードのデッキで遊んでいました。しばらく他の人と対戦してから、ふと殿のデッキが気になって覗いてみると、
・・・なぜに本殿?
殿の場には、いろんな色の本殿が。「そのデッキで行く気?」と聞いてみると、「まさか」という返事が返ってきましたが、もしかするともしかする、と、僕は内心はらはらしていました。
大会前日。一応前日なので、スタンダードの練習。大会には、僕、殿、あと二人で行くことになりました。仮想敵は親和、歯と爪の2つ。しばらく数人で練習してから、「明日大会に出る人で、カードが足りない人がいたら今のうちにトレードしたら?」ということで、トレードが始まる。そこで事件が。
殿「熊野が足りない」
僕「何枚入れるの?」
殿「4です」
・・・4?何ゆえ4?熊野は伝説ですぞ。レジェンドですぞ。レジェンドルールが変わったといっても、レジェンドは2枚まで場に残る、とかじゃないですぞよ?そして、そして何より、
あなたのデッキにはすでに弧炎撒きが4枚入ってるじゃないですカー!!!
もうここからは「危険ですので餌を与えないでください」状態。殿に熊野をトレードしてはいけない、という緊張が走る。殿が熊野を4枚手に入れた瞬間、その全てをデッキに投入する。
「危険ですので、彼に熊野を与えないでください」
係員の監視が甘かったのか、彼は翌日のデッキ登録で、
Kumano, Masater Yamabushi・・・4
と書きました。そう、殿は4枚の熊野を手に入れていたのです。そんな彼を、僕達は必死に説得しました。しかし彼は、最後まで譲りませんでした。以下の名言を残して。
「3じゃ引けないじゃん」
「4だとラスゴに耐性がある」
「おんおん言いたいから」
2番目のセリフとかは、もう凡人の僕には理解できません。殿の見解によると、「1体死んでももう1体出てくる」らしいのですが・・・。3番目のセリフは、熊野の能力を、1点飛ばすごとに
「おん」
と(彼が一人)仲間内で言ってたのを、流行させるためです。
「優勝したらするんじゃ?」
と、僕が冗談半分に言ってたのが、今でも思い出されます・・・。
そして、大会当日。彼はやってくれました。
デッキ登録ミスを。
前日、「ちゃんと書かないといけないから」と言って、別にメモ用紙を用意していたZONO。そのメモ用紙がすでに、メイン56枚だったと言うから、さすがです。で、さっきメールで教えてもらった、彼のデッキはこちら。
メインボード
(一部では粗野覚コントロールと呼ばれているようですが、本人曰く、熊野とどすこいの双璧デッキとのことです)
4 熊野
4 どすこい
4 シャーマン
4 ウィットネス
4 桜族の長老
4 盲信者←書き忘れ
4 マグマジェット
4 身代わり
4 手の内
2 粗野の覚醒
6 森
6 山
4 赤緑タップランド
4 赤緑お休みランド
2 沼
サイドボード
4 酸化
4 手綱取り←これってぱくってもアンタップしないんだ。しらなかった。
3 頭蓋摘出←「トロンに使いたいから」とのこと
2 火氷剣
2 光闇剣
結果は4連勝後に2IDで予選トップ抜け。決勝ラウンドはおしくも1回戦で優勝者に敗れてしまいました。が、1から自分で作ったデッキでこの成績は、さすがの一言です。
彼は勝ちました。僕は勝てませんでした。ということは、彼の言ってることは、正しかったのです。もう、そういうしかありません。ごめんなさい、と言って、餃子をおごるしかできません。
殿、次はどんなデッキで僕に非凡さを見せ付けてくれるのでしょうか。
予選ラウンド1位抜けのデッキができるまで
2004年10月24日 殿@mtgプレーヤー熊本県の都道府県選手権、決勝戦で「シホウ」と書き出された、ホントは「シロウ」の1日。この日記の中では、殿と呼ばせていただきます。
まずは殿の基本情報から。彼は赤使いです。赤をこよなく愛しています。彼の一番好きなカードは、おそらく、ではなくほぼ間違いなく
山
です。そんな殿ですが、マジックプレーヤーとしては、「勝てる人」に分類されます。デッキセンスもあります。凡人の僕にはほとんど理解できません。彼の非凡なセンスを垣間見た事件をいくつか紹介しましょう。
・そんな理由でトリコロールかよ事件
あれは、アポカリプスの発売前でした。「対抗色が来るぞ!」ということで、新しいデッキタイプの研究がいたるところで行われていました。そんなある日のこと。
殿「赤青白強いよ」
僕「まじでー?(半信半疑)」
そして数ヵ月後、1000人トーナメントとなったGP神戸で、ノンクリのトリコロール(トレンチ)が優勝したのです。
そんな殿が、通販で最初に買い集めたカードは、1枚100円の
ラッカボルバー
トリコロールが強いと言った理由も、
ラッカボルバー
その後地元の公認トーナメントで優勝したときも
ラッカボルバー
僕は凡人です。トリコロールには目もくれませんでした。彼は非凡です。トレンチではなく、ラッカボルバーです。
・そんな理由でマイコマーチ事件
あれは、頭蓋骨絞めが禁止される前、トーナメントシーンで猛威を奮っているころでした。僕は、「殿は、当然しばらくはゴブリンを使うんだろうな、クランプ強いし」と思っていたのですが、何を思ったのか、いつの間にかデッキが青白になっていました。
青白?
なぜに青白!?
ゴブリン+クランプの強さは、誰もが認めるところ。それなのに、ああそれなのに。だから言ってやりました。
僕「殿うまいから、ゴブリン使いなよ。強いよ、スカルクランプ」
殿「強いカード見ると、倒したくなるんだよね。強いよ、マイコマーチ」
それから数ヵ月後、カナダ選手権で彼が使っていたのと同じようなデッキが決勝で相見えました。
強いカードを倒したくなるという、ある意味勇者、殿。彼は今日までどんなに親和を勧めても、自分で1から作ったデッキしか使いません。 ただ、僕より間違いなく強いので、やっぱり僕のほうが凡人です。
こんな殿が、都道府県選手権で見せた雄姿を、見やすいでしょうから明日の日記に載せます。
まずは殿の基本情報から。彼は赤使いです。赤をこよなく愛しています。彼の一番好きなカードは、おそらく、ではなくほぼ間違いなく
山
です。そんな殿ですが、マジックプレーヤーとしては、「勝てる人」に分類されます。デッキセンスもあります。凡人の僕にはほとんど理解できません。彼の非凡なセンスを垣間見た事件をいくつか紹介しましょう。
・そんな理由でトリコロールかよ事件
あれは、アポカリプスの発売前でした。「対抗色が来るぞ!」ということで、新しいデッキタイプの研究がいたるところで行われていました。そんなある日のこと。
殿「赤青白強いよ」
僕「まじでー?(半信半疑)」
そして数ヵ月後、1000人トーナメントとなったGP神戸で、ノンクリのトリコロール(トレンチ)が優勝したのです。
そんな殿が、通販で最初に買い集めたカードは、1枚100円の
ラッカボルバー
トリコロールが強いと言った理由も、
ラッカボルバー
その後地元の公認トーナメントで優勝したときも
ラッカボルバー
僕は凡人です。トリコロールには目もくれませんでした。彼は非凡です。トレンチではなく、ラッカボルバーです。
・そんな理由でマイコマーチ事件
あれは、頭蓋骨絞めが禁止される前、トーナメントシーンで猛威を奮っているころでした。僕は、「殿は、当然しばらくはゴブリンを使うんだろうな、クランプ強いし」と思っていたのですが、何を思ったのか、いつの間にかデッキが青白になっていました。
青白?
なぜに青白!?
ゴブリン+クランプの強さは、誰もが認めるところ。それなのに、ああそれなのに。だから言ってやりました。
僕「殿うまいから、ゴブリン使いなよ。強いよ、スカルクランプ」
殿「強いカード見ると、倒したくなるんだよね。強いよ、マイコマーチ」
それから数ヵ月後、カナダ選手権で彼が使っていたのと同じようなデッキが決勝で相見えました。
強いカードを倒したくなるという、ある意味勇者、殿。彼は今日までどんなに親和を勧めても、自分で1から作ったデッキしか使いません。 ただ、僕より間違いなく強いので、やっぱり僕のほうが凡人です。
こんな殿が、都道府県選手権で見せた雄姿を、見やすいでしょうから明日の日記に載せます。