見終わったので。
ネタバレあるよ。
くぎゅうううううう。

最高によかったのは、バレンタインに大河がパソコン室(?)から逃げ出そうとしたときに、出口に立ちはだかった北村のドヤ顔。「おまえらいい加減に自分の気持ちに素直になれよ」っていうね、あの「俺は最初からこうなることは分かってたよ」っていう顔はすごくよかった。ただの頭おかしい人じゃなかったんだ。

あと、北村が生徒会長にアタックして玉砕する話もよかった。最初の4話でこいつマジキチだろと思った北村が、最終的には話に一番スパイスを与える存在になるとは思わなかった。マジキチだけど。

逆に、回を追うごとに二重人格というか、隠してた内面を見せていったみのりんがちょっと意味不明。いやまあ最初から意味分からんかったけど。最後の最後に「大河お前いい加減にしろ、私に遠慮して自分の気持ち隠すなよ」ってのは完全にお前が言うなだし、正直中盤以降の豹変ぶりはついていけなかった。

竜児と大河については特に何も言うことない。そりゃ最後はそうなるわなっていう展開。くぎゅうううううううう。



主要キャラについての感想はこんなもんだけど、話の組み立て方はイマイチだったんでそこをちらほらと。

とらドラ!の最大のファクターは、竜児と大河(特に大河)が、親友のために自分の本当の気持ちを隠して、それぞれの恋路をサポートしていく一種の矛盾を、サポート相手から完膚なきまでにたたきのめされて、結局最後に本当の自分の気持ちと向き合うっていうところだったはず。なので、バレンタインのパソコン室でのやりとり以降ははっきり言って蛇足。あの最高の場面がとらドラ!のすべてである自分的には、竜児と大河それぞれの母親との確執は、もっと手前に持ってくるべきだった。そのまま大河が学校を去るくだりも不必要に感じた。

卒業式に再会して「そういうふうにできている」が言いたいだけだったんなら、その辺はまあ組み立て方の好みの問題なんでね。自分には合わなかったってことで。くぎゅううううううう。



さて次は何の1巻を借りてきてクイズ出そうかね。
くぎゅううううううううう。

コメント

浜ブレ(偽)
2013年3月2日0:54

そんなあなたに「ちはやふる」

え?それだけじゃ借りる気が起きない?
ならば枕言葉を付けよう

「MTさんが人生のバイブルと言い切った」ちはやふる

どうでしょう?

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