[ア]出稼ぎが100点進歩?何を言ってるんだか・・・
2012年4月22日 ボードゲーム コメント (1)そもそも。
家族の増やし方で一番強いのは、普通に増築して普通にラウンドカードの家族を増やすを踏む方法だ。なぜなら、小さい進歩を打てるから。
それ以外の方法では、小さい進歩は打てないわ、その手の職業を出すのに1手使ってるわで、まわりくどいことをしながら実はそんなに得をしているわけではない。
それを踏まえて、小さい進歩の《出稼ぎ》がたいしたことない理由を挙げてみよう。
1.最初の収穫前に家族を増やすのは至難の業
最初の収穫までの手数は8手。《出稼ぎ》をプレイするためには、1部屋増やしたあとでスタートを踏まなければいけないので、
木3、木2、石葦飯、石葦飯、増築、スタート
と手を費やすことになる。これが計6手。
ラウンド4で《出稼ぎ》をプレイできたとして、最初の収穫で必要な食料は5。1番手だと足りていない。残りは2手しかなく、そのうち1手を直の食料調達に打たなくてはならない。
しかも、こちらの方が問題なのだが、これでは職業がプレイできない。 アグリコラは強い職業カードでドヤ顔してなんぼのゲームなので、職業カードを犠牲にしてまでがんばる価値があるか、というと疑問が残る。
さらに。上記の計6手は、これが意外に踏めない。石葦飯は競争率が高く、2ラウンド目の葦2を取ったとしてこれではさらに食料が足りない。木3も小さい進歩のコスト調達や、普通に増築を目指す他プレイヤーとの兼ね合いで意外に人気がある。たとえば、
【ラウンド1】
《出稼ぎ》プレイ・・・石葦飯
2番手・・・職業
3番手・・・職業
4番手・・・木3←これがかなりの確率でありうる
2手目に木2を取ったとして、ラウンド2は他の誰かがスタートを取るだろうから初手は打てない。
【ラウンド2】
3番手・・・職業
4番手・・・職業
《出稼ぎ》プレイ・・・木3
この流れだと、石葦飯がかえってこない確率がかなりあり、先に石葦飯を取っても木3が取られる可能性は同様に高い。
よって、最初の収穫前に家族を増やして、ラウンド5から3人体制というのはかなり難易度が高いといわざるをえない。
2.ラウンド5に家族を増やすが出た場合、それを踏めるのは《出稼ぎ》プレイをしてるプレイヤーだけの可能性が高い
最初の収穫前に家族を増やすのを見送ったとしても、この状況になれば最後3点にならない《出稼ぎ》で家族を増やす意味はほぼない。普通にラウンドカードを踏めば最速家族を達成している。(《出稼ぎ》プレイヤーが増築レースを先行しているという前提で)他のプレイヤーは職業を出したり食料基盤を作ったりで、ラウンド5の1手目の時点で部屋が増えている可能性は低い。
3.スタートを踏んで家族を増やした場合、小さい進歩を打つ機会を2度失っている
これが地味だが相当痛い。これは他のカードにも言えることだが、ラウンドカードを踏んで家族を増やすのは、小さい進歩を付随できる1点で強い。もちろん、プレイできる小さい進歩を持っていることは大前提として。
4.点数にならない
いや1点にはなるが。最後に4人になったとして、12点か10点かは大きい。「5人家族のプレイヤーがいるけど俺も4人だからなんとか」と思っても、それで10点と15点の差はとても大きい。
ということで、今のところ序盤のテンポだけを考えるに、《出稼ぎ》が活きるのは家族を増やすのラウンドカードがラウンド7に出た時だけと言っても過言ではない。それは、「ラウンド5に子ども来い来い!」と言いながら最速家族に突っ走っていたあの頃となんら変わらない。
現状だとドラフトで《出稼ぎ》より優先される小さい進歩は何枚もあると言わざるをえない。例えば、《出稼ぎ》と《木の家の増築》が同時にあれば、私は後者を選ぶ。
もちろん、家族レースで他プレイヤーと軸をずらせるという点では重宝するだろうし、家族を増やすラウンドが後ろにずれればずれるほどこのカードの強さは増す。が、何度も言うがどこで家族を増やすがでるかは運なので、お守り程度の感覚で手札に持つのがいいだろう。
まとめると、ラウンドカードの家族を増やすが5ターン目に出た時は60点、6ターン目に出た時は65点、7ターン目に出た時は75点。トータルで見て70点。3手目くらいのカード。
>出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。
>出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。
>出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。
間違いなく初手。最強の小さい進歩。
ちゃんとオチが用意されてるんだなあ
家族の増やし方で一番強いのは、普通に増築して普通にラウンドカードの家族を増やすを踏む方法だ。なぜなら、小さい進歩を打てるから。
それ以外の方法では、小さい進歩は打てないわ、その手の職業を出すのに1手使ってるわで、まわりくどいことをしながら実はそんなに得をしているわけではない。
それを踏まえて、小さい進歩の《出稼ぎ》がたいしたことない理由を挙げてみよう。
1.最初の収穫前に家族を増やすのは至難の業
最初の収穫までの手数は8手。《出稼ぎ》をプレイするためには、1部屋増やしたあとでスタートを踏まなければいけないので、
木3、木2、石葦飯、石葦飯、増築、スタート
と手を費やすことになる。これが計6手。
ラウンド4で《出稼ぎ》をプレイできたとして、最初の収穫で必要な食料は5。1番手だと足りていない。残りは2手しかなく、そのうち1手を直の食料調達に打たなくてはならない。
しかも、こちらの方が問題なのだが、これでは職業がプレイできない。 アグリコラは強い職業カードでドヤ顔してなんぼのゲームなので、職業カードを犠牲にしてまでがんばる価値があるか、というと疑問が残る。
さらに。上記の計6手は、これが意外に踏めない。石葦飯は競争率が高く、2ラウンド目の葦2を取ったとしてこれではさらに食料が足りない。木3も小さい進歩のコスト調達や、普通に増築を目指す他プレイヤーとの兼ね合いで意外に人気がある。たとえば、
【ラウンド1】
《出稼ぎ》プレイ・・・石葦飯
2番手・・・職業
3番手・・・職業
4番手・・・木3←これがかなりの確率でありうる
2手目に木2を取ったとして、ラウンド2は他の誰かがスタートを取るだろうから初手は打てない。
【ラウンド2】
3番手・・・職業
4番手・・・職業
《出稼ぎ》プレイ・・・木3
この流れだと、石葦飯がかえってこない確率がかなりあり、先に石葦飯を取っても木3が取られる可能性は同様に高い。
よって、最初の収穫前に家族を増やして、ラウンド5から3人体制というのはかなり難易度が高いといわざるをえない。
2.ラウンド5に家族を増やすが出た場合、それを踏めるのは《出稼ぎ》プレイをしてるプレイヤーだけの可能性が高い
最初の収穫前に家族を増やすのを見送ったとしても、この状況になれば最後3点にならない《出稼ぎ》で家族を増やす意味はほぼない。普通にラウンドカードを踏めば最速家族を達成している。(《出稼ぎ》プレイヤーが増築レースを先行しているという前提で)他のプレイヤーは職業を出したり食料基盤を作ったりで、ラウンド5の1手目の時点で部屋が増えている可能性は低い。
3.スタートを踏んで家族を増やした場合、小さい進歩を打つ機会を2度失っている
これが地味だが相当痛い。これは他のカードにも言えることだが、ラウンドカードを踏んで家族を増やすのは、小さい進歩を付随できる1点で強い。もちろん、プレイできる小さい進歩を持っていることは大前提として。
4.点数にならない
いや1点にはなるが。最後に4人になったとして、12点か10点かは大きい。「5人家族のプレイヤーがいるけど俺も4人だからなんとか」と思っても、それで10点と15点の差はとても大きい。
ということで、今のところ序盤のテンポだけを考えるに、《出稼ぎ》が活きるのは家族を増やすのラウンドカードがラウンド7に出た時だけと言っても過言ではない。それは、「ラウンド5に子ども来い来い!」と言いながら最速家族に突っ走っていたあの頃となんら変わらない。
現状だとドラフトで《出稼ぎ》より優先される小さい進歩は何枚もあると言わざるをえない。例えば、《出稼ぎ》と《木の家の増築》が同時にあれば、私は後者を選ぶ。
もちろん、家族レースで他プレイヤーと軸をずらせるという点では重宝するだろうし、家族を増やすラウンドが後ろにずれればずれるほどこのカードの強さは増す。が、何度も言うがどこで家族を増やすがでるかは運なので、お守り程度の感覚で手札に持つのがいいだろう。
まとめると、ラウンドカードの家族を増やすが5ターン目に出た時は60点、6ターン目に出た時は65点、7ターン目に出た時は75点。トータルで見て70点。3手目くらいのカード。
小さい進歩
名前:出稼ぎ
条件:家族より部屋が多いこと
コスト:なし
点数:1点
ゲストマーカーを1枚取り、次のラウンドからゲーム終了まで家族として使うことができる。
出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。出稼ぎは1部屋を占領し、食料供給では食料2を与えなければならない
>出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。
>出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。
>出稼ぎは、一番新しいラウンドカードのアクションを、他の人が使っていても使える。
間違いなく初手。最強の小さい進歩。
ちゃんとオチが用意されてるんだなあ
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