追記:改めて日記読み返したらなんか淡々と酷評してるようにも読めるけど、冒険者たちがひどい目にあうたびにめちゃくちゃ盛り上がりました。TRPG萌えならすごく面白いゲーム。

フレーバー的に似てるかなと思ったけど、ダンジョンロードとはまたちょっと違う感じ。ダンジョンロードはルールに慣れたらちゃんとした(?)カードプロットゲームだけど、ダンジョンクエストは最初から最後まで雰囲気重視。ゲームバランスとかそういうのは置き去りにしてる。もともとが15年前に作られたゲームをリメイクしたものなので、多分初期のTRPG風味なのかと。とにかくプレイヤーがあっさり死ぬ。

プレイヤーは6人いるキャラクターの中の1人になって、日の出とともにドラゴンが財宝を守るダンジョンにもぐる。日が沈む前に宝を抱えてダンジョンから脱出し、生き残ったプレイヤーの中で一番財宝の価値が高かったプレイヤーが勝利する。
まあそう簡単には生きてダンジョンから出られないんだけどね。ゲーム的には、ダンジョンは13マス×13マスの正方形のマス目になってて、最初は何もない。キャラクターが何もないマスに足を踏み入れたら、ランダムにダンジョンタイルを引いて置き、少しずつダンジョンが形作られていく。
まずダンジョンタイルがひどい。完全にランダム。罠を引くも引かないも、プレイヤーの運次第。板を踏み外してダンジョンの下層に広がる、カタコンベに迷い込むも込まないも、プレイヤーの運次第。落とし穴に落ちて死ぬも死なないも、(ry
部屋を見つけてそこを探索しても、お宝が見つかるとは限らない。時にはモンスターに襲われ、時には罠にひっかかってダメージを受け、あるかどうかすら分からないお宝を求めてダンジョンをさまよう。

運よくダンジョン中央のドラゴンの間にたどり着き、寝ているドラゴンを起こさない程度にお宝をかっさらい、ドラゴンの部屋を出てもそこからが大変。日が沈む前に脱出しないと、「入り口付近でひっくいひっくい価値の宝を見つけてちょっとうろついてすぐにダンジョンから出て行ったチキンな、もとい堅実なプレイヤー」には勝てない。命あっての物種だから。
でもまっすぐに来た道を帰れるとは限らない。モンスターが待ち構えているかもしれない。通ってきた道がなくなってるかもしれない。道がないなら、新しい道を切り開かなければならない。

この不思議なダンジョンに4人の冒険者が挑んだ。

一人はトミー。彼は、トラップとガーゴイルにライフを削られ、太陽が頭上に来る前にカタコンベに落下して死んだ。

一人は店長。彼は、入り口の半径3マス以内で「おおっと、テレポート」され、袋小路に迷い込み、最後はモンスターの前に力尽きた。

一人は梅三。彼は、多いか少ないかも分からないたった60の金貨を握りしめ出口を目指したが、日が沈む前にダンジョンから出てこれず、二度とその姿を見ることはなかった。

一人はTONくん。彼はドラゴンの部屋を目指したが、カタコンベでバジリスクに方向感覚を狂わされ、結局ダンジョン内で見つけたなんの価値もないロープと怪しい薬瓶を2、3本抱えてダンジョンを飛び出した。



なんだこいつら…
入り口で1日突っ立ってた人形の方がマシ…

コメント

lucia
2011年9月19日0:53

更に3人の冒険者が挑み、一人はドラゴンの部屋の数部屋前まで来たが道が閉ざされて体力も危うくなり挫折するも僅かな財宝を持って生還。

もう一人はドラゴンの部屋まで行き財宝を漁るも、トラップで回廊が回転させられ帰還する道が無くなり未知のエリアに活路を見出すもあっさり罠で死亡。

最後の一人は僅か3部屋で行き止まりになり、先述のトラップで」の回廊を「と回転させられ道を失い部屋に閉じ込められた挙句、活路を探索に見出したらカタコンベに迷い込み二度と日の目を見ることは無かった・・・

雰囲気はD&Dの赤箱。 最初のプレイではライフ1の盗賊であっさりコボルトに殺されたのはいい思い出。その後のSWでの生死判定なんて温いルールに呆れたっけか。

とみおかちゃん
2011年9月20日19:04

緑の奴「おれと殴りあいしようぜ」

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