[ボドゲ]boardgamegeek
2010年10月6日 ボードゲーム コメント (3)海外のサイトですが、ボードゲームギークというのがあります。世界中で発売されたボードゲームをデータベース化して、ランキング形式で並べてあります。
ゲームの補助データが落ちてたり、ゲームごとにスレッドが建っていて議論があってたりで、ボドゲーマーには重宝するサイト。ほぼ英語ですが。
んで、そのランキング。久しぶりに見てきたら、いつの間にか2部門に分かれてました。ボードゲームランキングとストラテジーゲームランキング。サイト自体がゲーマーの集会場なのに「ストラテジー部門」を新設する理由があまり分かりませんが、一応一般的なのとちょっと区別した…のかどうかはまだ詳しく見てないんで不明。
何ヶ月かぶりにのぞいたけど、ランキング上位に変動はありませんでした。あと、元々がゲーマーご用達のサイトだからか、ボードゲームランキングとストラテジーゲームランキングの上位に大差はありません。上位10タイトルは一緒です。
と御託はここまで、ボードゲームランキングの方を久しぶりにチェック。星は個人評価。
1位プエルトリコ(2002)
★★★★★★★☆☆☆
今となってはもう8年前の作品。古参ゲーマーの回顧主義だけで1位を死守…とまでは言わないけど、さすがにそろそろその座を明け渡すようなゲームを期待したい。
まあ、おもしろいし奥が深いし、ボドゲーマーなら1度は「12時間耐久プエルトリコ大会」とかやってみたい。
2位アグリコラ(2007)
★★★★★★★★★★
一時、ボードゲームギークのランキング1位からプエルトリコを引きずり落とした、比較的最近のゲーム。要素が多くて入り口は大変だけど、ヘビーゲーマーへの配慮は素晴らしく、何百回でも遊べる。個人的にはナンバーワンボードゲーム。
3位トワイライトストラグル(2005)
★★★★★★★☆☆☆
東西冷戦をモチーフとした、二人用戦略的シュミレーションゲーム。東西両陣営に分かれて、世界を舞台に覇権を争う。
1回のプレイ時間が慣れにもよるけど3時間とか4時間とか。2人用だぞ。こんなのが総合で3位とか、アメリカ人は何を考えてるのか分からない。
一般性のかけらも持ち合わせないガチゲー。ゲーマーでも敬遠する。けど3位。ストラテジーゲームランキングだと2位。
4位スルーザエイジズ(2006)
★★★★★★★★★☆
超ヘビー歴史シュミレーションゲーム。ピラミッドの建設から、コンビニチェーンの展開まで、時代を越えて文明を発展させていく。ちゃんとしたゲームでこれを越えるボリュームのゲームは見たことがない。
初プレイが4人集まって「入門編」をやったら6時間。そこから「中級編」をやったらさらに6時間。短い針が一周。
慣れると完全ルールで4人で5時間くらいか。慣れるまでやり込むゲーム馬鹿がどれだけいるかは謎だけど、4位なんだからいるんだろうなあ。
5位電力会社(2004)
★★★★★★★☆☆☆
基本システムに競りを用いた、これまたヘビーゲーム。ホビージャパンがアークライトが日本語版を売り出すようだが、日本にそんなにボドゲーマーがいると踏んだのか…むにゃむにゃ。そもそもそんなに言語依存してないし…。
ゲーマーが遊んでおもしろいのはおもしろいので、需要があるならそれはそれでいいことだ。
6位ルアーブル(2008)
★★★★★★★★☆☆
前述アグリコラの作者の続編。大まかなゲームシステムはアグリコラと一緒(というか、後述のケイラスと一緒)。
港でいろんな資材を集めながら、最終的にはお金を稼いでいく。アグリコラ以上に要素を増やしており、作者が何を考えているかがよく分かる、もとい何も考えずに増やしているのかもしれない。
7位ドミニオン(2008)
★★★★★★★★☆☆
言わずもがなのドミニオン。今さら語ることも少ない。
どんどん後発で拡張を出し続けているところ辺りを見ると、すでに既存のボードゲームの枠はとっくに越えてしまっているように感じる。このあとどういう販売戦略を取っていくのか気になるところ。
8位ブラス(2007)
★★★★★★★☆☆☆
産業革命期のイギリスを舞台に、工場などを経営して蓄財するゲーム。
このラインナップの中では、ボードゲームらしいゲームと言える。個人的には「これがなんでこんなに上なんだ」という気もしないではないけど、ボドゲオタのアメリカ人なら仕方ないか。
9位ケイラス(2005)
★★★★★★★★☆☆
21世紀のボドゲ界に革命を起こしたタイトルを3つあげるなら、プエルトリコとドミニオンとそしてケイラスだろうか。特にケイラスは、ゲームシステムに新風を巻き起こしたという点で特筆されるべきタイトル。
そのシステムがワーカープレイスメント。詳細は今回は省くが、ケイラス後の2006年以降の作品は、ワーカープレイスメントが取り入れられた良作ゲームが多く作られた。アグリコラもルアーブルもワーカープレイスメント。
10位エルグランデ(1995)
★★★★★★☆☆☆☆
配置ゲームの古典。15年前のゲームがこの位置というだけでもすごい。
個人的にはシステムがあまり好きではないけど、これが好きだというボドゲーマーは山ほどいる。簡単にいうと、自分の持ち駒を各地に配置して、こっちで1位、あっちで3位だから勝利点が5点…みたいな。
この手の配置量を利用したゲームも多く見られる。ワーカープレイスメント同様、完成したゲームシステムと言える。
ベスト10だとこんなもんですか。さすがにどれも1日中やれるような良作ばかり。
昔の良ゲーが並ぶのもいいけど、個人的にはランキング上位を脅かす新しい作品が毎年生まれるくらいの方が全体としては健全というか楽しみも増えるというものですので、デザイナーの人は頑張ってください。
ゲームの補助データが落ちてたり、ゲームごとにスレッドが建っていて議論があってたりで、ボドゲーマーには重宝するサイト。ほぼ英語ですが。
んで、そのランキング。久しぶりに見てきたら、いつの間にか2部門に分かれてました。ボードゲームランキングとストラテジーゲームランキング。サイト自体がゲーマーの集会場なのに「ストラテジー部門」を新設する理由があまり分かりませんが、一応一般的なのとちょっと区別した…のかどうかはまだ詳しく見てないんで不明。
何ヶ月かぶりにのぞいたけど、ランキング上位に変動はありませんでした。あと、元々がゲーマーご用達のサイトだからか、ボードゲームランキングとストラテジーゲームランキングの上位に大差はありません。上位10タイトルは一緒です。
と御託はここまで、ボードゲームランキングの方を久しぶりにチェック。星は個人評価。
1位プエルトリコ(2002)
★★★★★★★☆☆☆
今となってはもう8年前の作品。古参ゲーマーの回顧主義だけで1位を死守…とまでは言わないけど、さすがにそろそろその座を明け渡すようなゲームを期待したい。
まあ、おもしろいし奥が深いし、ボドゲーマーなら1度は「12時間耐久プエルトリコ大会」とかやってみたい。
2位アグリコラ(2007)
★★★★★★★★★★
一時、ボードゲームギークのランキング1位からプエルトリコを引きずり落とした、比較的最近のゲーム。要素が多くて入り口は大変だけど、ヘビーゲーマーへの配慮は素晴らしく、何百回でも遊べる。個人的にはナンバーワンボードゲーム。
3位トワイライトストラグル(2005)
★★★★★★★☆☆☆
東西冷戦をモチーフとした、二人用戦略的シュミレーションゲーム。東西両陣営に分かれて、世界を舞台に覇権を争う。
1回のプレイ時間が慣れにもよるけど3時間とか4時間とか。2人用だぞ。こんなのが総合で3位とか、アメリカ人は何を考えてるのか分からない。
一般性のかけらも持ち合わせないガチゲー。ゲーマーでも敬遠する。けど3位。ストラテジーゲームランキングだと2位。
4位スルーザエイジズ(2006)
★★★★★★★★★☆
超ヘビー歴史シュミレーションゲーム。ピラミッドの建設から、コンビニチェーンの展開まで、時代を越えて文明を発展させていく。ちゃんとしたゲームでこれを越えるボリュームのゲームは見たことがない。
初プレイが4人集まって「入門編」をやったら6時間。そこから「中級編」をやったらさらに6時間。短い針が一周。
慣れると完全ルールで4人で5時間くらいか。慣れるまでやり込むゲーム馬鹿がどれだけいるかは謎だけど、4位なんだからいるんだろうなあ。
5位電力会社(2004)
★★★★★★★☆☆☆
基本システムに競りを用いた、これまたヘビーゲーム。
ゲーマーが遊んでおもしろいのはおもしろいので、需要があるならそれはそれでいいことだ。
6位ルアーブル(2008)
★★★★★★★★☆☆
前述アグリコラの作者の続編。大まかなゲームシステムはアグリコラと一緒(というか、後述のケイラスと一緒)。
港でいろんな資材を集めながら、最終的にはお金を稼いでいく。アグリコラ以上に要素を増やしており、作者が何を考えているかがよく分かる、もとい何も考えずに増やしているのかもしれない。
7位ドミニオン(2008)
★★★★★★★★☆☆
言わずもがなのドミニオン。今さら語ることも少ない。
どんどん後発で拡張を出し続けているところ辺りを見ると、すでに既存のボードゲームの枠はとっくに越えてしまっているように感じる。このあとどういう販売戦略を取っていくのか気になるところ。
8位ブラス(2007)
★★★★★★★☆☆☆
産業革命期のイギリスを舞台に、工場などを経営して蓄財するゲーム。
このラインナップの中では、ボードゲームらしいゲームと言える。個人的には「これがなんでこんなに上なんだ」という気もしないではないけど、ボドゲオタのアメリカ人なら仕方ないか。
9位ケイラス(2005)
★★★★★★★★☆☆
21世紀のボドゲ界に革命を起こしたタイトルを3つあげるなら、プエルトリコとドミニオンとそしてケイラスだろうか。特にケイラスは、ゲームシステムに新風を巻き起こしたという点で特筆されるべきタイトル。
そのシステムがワーカープレイスメント。詳細は今回は省くが、ケイラス後の2006年以降の作品は、ワーカープレイスメントが取り入れられた良作ゲームが多く作られた。アグリコラもルアーブルもワーカープレイスメント。
10位エルグランデ(1995)
★★★★★★☆☆☆☆
配置ゲームの古典。15年前のゲームがこの位置というだけでもすごい。
個人的にはシステムがあまり好きではないけど、これが好きだというボドゲーマーは山ほどいる。簡単にいうと、自分の持ち駒を各地に配置して、こっちで1位、あっちで3位だから勝利点が5点…みたいな。
この手の配置量を利用したゲームも多く見られる。ワーカープレイスメント同様、完成したゲームシステムと言える。
ベスト10だとこんなもんですか。さすがにどれも1日中やれるような良作ばかり。
昔の良ゲーが並ぶのもいいけど、個人的にはランキング上位を脅かす新しい作品が毎年生まれるくらいの方が全体としては健全というか楽しみも増えるというものですので、デザイナーの人は頑張ってください。
コメント
すべてのゲームが評価されてるってことはつまり・・・