■今回の改選議席の結果
民主44(-10)
自民51(+13)
公明9(-2)
共産3(-1)
国民新0(-3)
改革1(-4)
社民2(-1)
たち1(0)
みんな10(+10)
諸派0(0)
無所属0(-1)

■民主党大敗の原因
消費税の話だけが原因じゃないという話もあるけど、でもやっぱり消費税の問題が最大要因だったと思う。これで「言わなきゃいいのに話持ち出して自滅」が2連続。総理大臣ってただのバカなのかな…。信念持つのは勝手だが、それをどう実現させていくのかが政治家だというのに、それを実現する前に自爆して権力を失ってるんだから世話ない。
政権交代後の民主党の政権運営を見てると、マニフェストで言ってたことの大枠はだいたい守れてなかったわけで、それで有権者が民主党を見限ったのかもしれない。でも、まだ半年しか経ってないのに、それで「やっぱ民主党もダメだな」というのはちょっと安易すぎるし、そんなことしてたら今後日本は1年ごとに総理大臣が変わって2年おきくらいに政権が変わることになるかもしれない。ので、国民が民主党を見限ったのが今回の結果の最大要因だったとは個人的に思いたくない。たとえ民主党の政権運営がお粗末なものだったとしても、だ。そうでなければ、「日本は政治家が無能なんじゃなくて国民がこらえ性がないだけなんじゃないか」と皮肉を言われても何も返せなくなってしまう。

■参議院の新勢力
民主106
自民84
公明19
共産6
国民新3
改革2
社民4
たち3
みんな11
諸派1
無所属3

とりあえずねじれ国会なわけだけど、民主党が参院でも第一党には変わりはない。

■今後の政局
与党が過半数割れしている現状で、まともな国会運営ができるはずがない。手詰まりで衆議院を解散したとして、自民党が政権を取り戻したとしても、参議院での議席は84なので結局ねじれ国会となり解決策にはならない。
素人目にみて解決策は2つしかなくて、自民も民主も巻き込んでの政界再編か、民主党が新たに連立を組んで参議院で過半数を確保するかのどちらか。

■新たな連立政権
この場合民主党が連立を組む相手は、今回躍進したみんなの党ではなくて、公明党になる。結果を受けて自公政権時以上に与党内で発言力を持つことが出来るであろう現状なら、政権内で活動したいであろう公明党としては連立を考えるくらいのことはありそうな気がする。

■自民党改選第一党
直近の政党支持率を見ても、自民党が完全に復活したとは到底言えないだろう。とりあえず二大政党制オタとしては、自民党の議席が少し回復してくれたのはよかった。

■参議院の存在意義
ここ数年の国会を見てると、個人的にかなり考えが変わってきた。参議院はいらない。日本の政治を混乱させるだけの存在に成り下がっている。最近は参議院の選挙のたびに政権が揺らいで、総理大臣が変わる事態が起こっている。今回も9月に総理大臣が変わると思っている。
こんなこと言うと「政権与党がしっかりすれば参院で負けたりしない」と言われるかもしれないが、ここ2回の参議院の選挙結果を受けて日本の政治が揺らいだのは事実だし、政権与党がしっかりするなんてことを期待することも、近年の日本の政治を見ているとなさそうに思える。
一院制にして総選挙のスパンを3年。二院制の悪いところばかり見せられた最近では、これが持論。

■まとめ
ねじれ国会下で民主党がどう国会運営をしていくのか、今後の政局がどうなるのか。政権安定オタとしては、参院で与党過半数の道を探ってもらいたい。

コメント

▼ Leshrac’ ▼(レシュラック)
2010年7月12日20:47

国会の開催費の削減とか出来ないんだろうか?

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