ゲームの要素としては、生産・開発・金融など。
資源的な要素としては次の5つがある。
1、【食料】
2、【電力】
3、【労働力】
4、【鉄鋼】
5、【資本】
またこれらとは別に特殊な要素として
6、銀行
がある。プレーヤーは基本の5資源を獲得しながら、自陣の生産基盤を拡大し、自国の経済力を高めていくというのが基本的なゲームの流れとなる。
資源を獲得する方法は3つ。自国で生産するか、国際市場で購入するか、他のプレーヤーと交渉して手に入れるか。国際市場の資源価格は需要と供給のバランスにより常に変動しており、展開によっては【食料】【電力】はすぐに最高値となる。1から5までの資源がゲームのどの段階でも結構重要。
資源を生産するためには常に【食料】と【電力】が必要で、これを自国で生産できないプレーヤーは国際市場に群がる。
ゲームスタート時、各プレーヤーは1から5のいずれかの資源のしょぼい生産施設しか持っていない。そこから必要な生産施設を建設すべく資源集めに奔走するのだが、これが簡単にはいかない。
まず土地の確保。盤面に土地が60マスしかない。これを全てのプレーヤーで共有するのでそこでまずけんか。1マスにつき1つの生産施設しか建てられず、同じ生産施設をつなげればつなげるほど生産力が上がる。基本的に他の人と隣り合わない方が平和なので早く建設してしまって主張していきたいのだが、なんとこのゲーム「建設したいならまず用地買収してね(はーと)」とかいうルールがあり、用地買収には【労働力】が必要。「ここ俺の土地!」というためだけに資源を1種類用意しなければならない。
そしていざ生産施設を建設するとなったら、今度は(何を建てるかにもよるが)【鉄鋼】と【資本】が必要となる。この2つがアホみたいに高額で、生産施設1つ建てるだけでもひーひー言いながら建てなければならない。そして前述の通り、建てたら建てたでいざ生産するためには【食料】と【電力】が必要となる。お金がいくらあっても足りない。
このように、資金をどうやって調達するのかがこのゲームの重要なポイントになるのだが、ここでゲーム中最大の難問ともいえる要素が登場する。それが約束手形。つまり借金である。
1枚目の手形発行で、銀行から20ドル借金できる。2枚目は19ドル、3枚目は18ドル・・・と、以下手形を発行するたびに借りられる資金が1ドルずつ減っていく。返済時は何枚手形を発行していようと1枚につき25ドル。
で、何が難しいのかというと、この手形の発行に制限がないということ。借りれば借りるほどきついのは小学生でも分かるが、いざゲームをやってみるとこれを発行しないとゲームにならないのだ。しかも5枚6枚とかいうそんなレベルではない。気が付けばみんな15枚とかそのくらいの約束手形を発行していた。15枚目は6ドルしか借りられないのにね!
ちなみに最初に触れた銀行なる要素は、毎ターン資金が沸いてくるというもの。基本的に銀行も維持コストがかかるので、これだけで勝利!という裏技的な流れにはならないのだが、粋くんなるプレーヤーが巨大銀行建設に成功し、今後毎ターン莫大なお金を手に入れるよっていう場が完成したところでゲーム終了。初プレイということもあり、終了条件までは行き着かず。というかみんな借金だらけでしかも終わりが見えないのにここまで費やした時間が4時間とかもうね。
ざっと走り書きでこんな感じでした。面白かったし序盤の打ち方もイメージできたんで、また今度やってみよう。

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