都道府県選手権in熊本決勝戦の模様
2006年10月30日 mtg大会観戦をメモってたんで、実況形式でお送り致します。
今年の決勝戦の顔合わせは、セレズニアビートダウンで決勝に進出した石丸さんと、青緑テンポビートで勝ち進んだ藤本さん。石丸さんは今年の日本選手権でベスト4に残った名実共に熊本を代表するプレーヤー。世界選手権は頑張って下さい!一方の藤本さんは、去年の県別の準優勝者で、2年連続の決勝進出。ダイスロールの結果、石丸さんが先行で決勝戦が始まりました。
〜以下敬称略〜
石丸は7枚の初手をキープ、藤本は1マリガンでスタート。
1ターン目石丸は《Brushland / 低木林地》をセットランドしてエンド。後攻藤本は、《Breeding Pool / 繁殖池》から《Drifter il-Dal / ダル追われの流れ者》を場に出して先に2点クロックを完成させる。2ターン目石丸は森を置きエンド。藤本は《ダル追われの流れ者》で攻撃し(石18−18藤)、狂喜1の《Skarrgan Pit-Skulk / スカルガンの穴潜み》をプレイ。石丸も3ターン目に《Yavimaya Dryad / ヤヴィマヤのドライアド》をプレイ、《Temple Garden / 寺院の庭》をタップイン。
返って3ターン目の藤本、2体のパワー2クリーチャーで攻撃。石丸は《スカルガンの穴潜み》を《ヤヴィマヤのドライアド》でブロックし相打ちを取る(石15−17藤)。
石丸は4ターン目に《Loxodon Hierarch / ロクソドンの教主》をプレイするも藤本は《Remand / 差し戻し》で応じる。石丸は《Selesnya Sanctuary / セレズニアの聖域》を置いてマナを伸ばす。4ターン目の藤本は、《ダル追われの流れ者》に《Unstable Mutation / 不安定性突然変異》をエンチャントしてアタック、5/4シャドーが石丸のライフを削る(石10−17藤)。藤本は土地を置かずにエンド。立っているマナは1マナ。
5ターン目石丸は長考の末、カウンターされないこの状況で、先ほど差し戻された《ロクソドンの教主》ではなく《Glare of Subdual / 制圧の輝き》をプレイしてエンド。石丸の場にクリーチャーはいない。
返って藤本の5ターン目、藤本は第一メインフェイズに、アップキープに《不安定性突然変異》の−1/−1カウンターが乗って4/3となった《ダル追われの流れ者》に《Might of Old Krosa / 古きクローサの力》をプレイしてから攻撃を宣言。さらに藤本は《Giant Growth / 巨大化》。結果《ダル追われの流れ者》は11/10となって、石丸のライフをきっちり削りきった。
このマッチ藤本は、1ターン目に出た《ダル追われの流れ者》が、2点、2点、5点、そして11点と4回殴って勝利した形となった。
2本目、先行は石丸。両者ノーマリガン。
石丸が《Pendelhaven / ペンデルヘイヴン》を置いてエンドしたのに対して、後攻藤本は島からまたもや《ダル追われの流れ者》を場へ。2ターン目石丸は森から《Selesnya Guildmage / セレズニアのギルド魔道士》。藤本は《Yavimaya Coast / ヤヴィマヤの沿岸》をセットし《ダル追われの流れ者》で攻撃、《巨大化》が飛んで5点ダメージ(石15−19藤)。
3ターン目石丸は《セレズニアのギルド魔道士》で攻撃し(石15−17藤)、《低木林地》から《ヤヴィマヤのドライアド》を出して《寺院の庭》をタップインしてエンド。藤本は《ダル追われの流れ者》で攻撃し(石13−17藤)、島を置いてエンド。
4ターン目《セレズニアのギルド魔道士》と《ヤヴィマヤのドライアド》がアタック(石11−13藤)。石丸は変異クリーチャー(《Thelonite Hermit / セロン教の隠遁者》)をプレイするが、藤本に《差し戻し》される。《セレズニアの聖域》でマナを伸ばしてエンド。藤本は森を置いてから《ダル追われの流れ者》が攻撃(石11−13藤)、手から《Flying Men / 空飛ぶ男》が出てエンド。
5ターン目、石丸は《セレズニアのギルド魔道士》と《ヤヴィマヤのドライアド》で再度のアタック(石11−9藤)。第2メインフェイズ、石丸の手には前のターンに戻った《低木林地》があり、それをセットすれば6マナが出る。藤本の場に立っているマナは3マナ。石丸はまず《Call of the Herd / 獣群の呼び声》をプレイする。石丸はまだセットランドしていないので、場には2マナしかない。藤本は《Mana Leak / マナ漏出》し、《獣群の呼び声》はカウンターされる。石丸は《低木林地》をセットし、前のターン差し戻された《セロン教の隠遁者》を変異でプレイ、これが場に出る。
ターンが返ってドロー後の藤本の手札は、《Silhana Ledgewalker / シラナの岩礁渡り》×2、《差し戻し》、《繁殖池》。少し考えてから藤本は投了を宣言し、勝負は最終3本目にもつれこんだ。
3本目、サイドボーディングに悩む石丸。ちなみにここで飛び出した一言が、今年のマイ流行語大賞なんで後日紹介します。
この対戦初めて先行となった藤本の初手は、《繁殖池》、《島》、《森》、《巨大化》、《不安定性突然変異》、《マナ漏出》、そして《空飛ぶ男》。フライングマンで殴る気満々な初手をキープする。一方の石丸、最後の最後で痛恨のダブルマリガン。藤本圧倒的優位な状況で最後のマッチがスタートした。
藤本は《繁殖池》から《空飛ぶ男》。石丸は《Flagstones of Trokair / トロウケアの敷石》を置いてエンド。2ターン目藤本は《ペンデルヘイヴン》をセットし、まずこの能力で《空飛ぶ男》を2/3に。さらに《不安定性突然変異》をエンチャントして攻撃(藤18−15石)。石丸の2ターン目は《セレズニアの聖域》で《トロウケアの敷石》を戻してエンド。藤本は3/3の《空飛ぶ男》で攻撃、《巨大化》されて6点(藤18−9石)。《シラナの岩礁渡り》が出てエンド。3ターン目石丸は《トロウケアの敷石》をセット、《Birds of Paradise / 極楽鳥》、《セレズニアのギルド魔道士》をプレイする。
4ターン目、藤本のターン。2/2の《空飛ぶ男》と1/1の《シラナの岩礁渡り》が攻撃を宣言。石丸は《極楽鳥》でのブロックを考えるが、スルーを選択。《ペンデルヘイヴン》で《シラナの岩礁渡り》が2/3となり、都合4点のダメージ(藤18−5石)。
後攻4ターン目の石丸、まず《セレズニアのギルド魔道士》でアタック。森が置かれて、ここで渾身の《Wrath of God / 神の怒り》。しかし、藤本は《マナ漏出》!
5ターン目、藤本のドローは《マナ漏出》。《空飛ぶ男》と《シラナの岩礁渡り》が攻撃、スルーされて《ペンデルヘイヴン》により3点のダメージが通る(藤16−2石)。
5ターン目後攻石丸、《ヤヴィマヤのドライアド》をプレイしこれが通り、《寺院の庭》をサーチしマナを伸ばす。《セレズニアのギルド魔道士》で攻撃し(藤14−2石)エンド。
6ターン目、藤本は《不安定性突然変異》により《空飛ぶ男》を失うが、《シラナの岩礁渡り》で攻撃。通すと《ペンデルヘイヴン》で負けてしまうので、石丸は《極楽鳥》でこれをブロック。
6ターン目の石丸、ここで《シラナの岩礁渡り》+《ペンデルヘイヴン》への回答を引きたかったのだが…。プレイされたのは《Saffi Eriksdotter / サッフィー・エリクスドッター》。
7ターン目の藤本の攻撃宣言により石丸のライフは0となり、藤本が熊本県チャンピオンとなった。
今年の決勝戦の顔合わせは、セレズニアビートダウンで決勝に進出した石丸さんと、青緑テンポビートで勝ち進んだ藤本さん。石丸さんは今年の日本選手権でベスト4に残った名実共に熊本を代表するプレーヤー。世界選手権は頑張って下さい!一方の藤本さんは、去年の県別の準優勝者で、2年連続の決勝進出。ダイスロールの結果、石丸さんが先行で決勝戦が始まりました。
〜以下敬称略〜
石丸は7枚の初手をキープ、藤本は1マリガンでスタート。
1ターン目石丸は《Brushland / 低木林地》をセットランドしてエンド。後攻藤本は、《Breeding Pool / 繁殖池》から《Drifter il-Dal / ダル追われの流れ者》を場に出して先に2点クロックを完成させる。2ターン目石丸は森を置きエンド。藤本は《ダル追われの流れ者》で攻撃し(石18−18藤)、狂喜1の《Skarrgan Pit-Skulk / スカルガンの穴潜み》をプレイ。石丸も3ターン目に《Yavimaya Dryad / ヤヴィマヤのドライアド》をプレイ、《Temple Garden / 寺院の庭》をタップイン。
返って3ターン目の藤本、2体のパワー2クリーチャーで攻撃。石丸は《スカルガンの穴潜み》を《ヤヴィマヤのドライアド》でブロックし相打ちを取る(石15−17藤)。
石丸は4ターン目に《Loxodon Hierarch / ロクソドンの教主》をプレイするも藤本は《Remand / 差し戻し》で応じる。石丸は《Selesnya Sanctuary / セレズニアの聖域》を置いてマナを伸ばす。4ターン目の藤本は、《ダル追われの流れ者》に《Unstable Mutation / 不安定性突然変異》をエンチャントしてアタック、5/4シャドーが石丸のライフを削る(石10−17藤)。藤本は土地を置かずにエンド。立っているマナは1マナ。
5ターン目石丸は長考の末、カウンターされないこの状況で、先ほど差し戻された《ロクソドンの教主》ではなく《Glare of Subdual / 制圧の輝き》をプレイしてエンド。石丸の場にクリーチャーはいない。
返って藤本の5ターン目、藤本は第一メインフェイズに、アップキープに《不安定性突然変異》の−1/−1カウンターが乗って4/3となった《ダル追われの流れ者》に《Might of Old Krosa / 古きクローサの力》をプレイしてから攻撃を宣言。さらに藤本は《Giant Growth / 巨大化》。結果《ダル追われの流れ者》は11/10となって、石丸のライフをきっちり削りきった。
このマッチ藤本は、1ターン目に出た《ダル追われの流れ者》が、2点、2点、5点、そして11点と4回殴って勝利した形となった。
2本目、先行は石丸。両者ノーマリガン。
石丸が《Pendelhaven / ペンデルヘイヴン》を置いてエンドしたのに対して、後攻藤本は島からまたもや《ダル追われの流れ者》を場へ。2ターン目石丸は森から《Selesnya Guildmage / セレズニアのギルド魔道士》。藤本は《Yavimaya Coast / ヤヴィマヤの沿岸》をセットし《ダル追われの流れ者》で攻撃、《巨大化》が飛んで5点ダメージ(石15−19藤)。
3ターン目石丸は《セレズニアのギルド魔道士》で攻撃し(石15−17藤)、《低木林地》から《ヤヴィマヤのドライアド》を出して《寺院の庭》をタップインしてエンド。藤本は《ダル追われの流れ者》で攻撃し(石13−17藤)、島を置いてエンド。
4ターン目《セレズニアのギルド魔道士》と《ヤヴィマヤのドライアド》がアタック(石11−13藤)。石丸は変異クリーチャー(《Thelonite Hermit / セロン教の隠遁者》)をプレイするが、藤本に《差し戻し》される。《セレズニアの聖域》でマナを伸ばしてエンド。藤本は森を置いてから《ダル追われの流れ者》が攻撃(石11−13藤)、手から《Flying Men / 空飛ぶ男》が出てエンド。
5ターン目、石丸は《セレズニアのギルド魔道士》と《ヤヴィマヤのドライアド》で再度のアタック(石11−9藤)。第2メインフェイズ、石丸の手には前のターンに戻った《低木林地》があり、それをセットすれば6マナが出る。藤本の場に立っているマナは3マナ。石丸はまず《Call of the Herd / 獣群の呼び声》をプレイする。石丸はまだセットランドしていないので、場には2マナしかない。藤本は《Mana Leak / マナ漏出》し、《獣群の呼び声》はカウンターされる。石丸は《低木林地》をセットし、前のターン差し戻された《セロン教の隠遁者》を変異でプレイ、これが場に出る。
ターンが返ってドロー後の藤本の手札は、《Silhana Ledgewalker / シラナの岩礁渡り》×2、《差し戻し》、《繁殖池》。少し考えてから藤本は投了を宣言し、勝負は最終3本目にもつれこんだ。
3本目、サイドボーディングに悩む石丸。ちなみにここで飛び出した一言が、今年のマイ流行語大賞なんで後日紹介します。
この対戦初めて先行となった藤本の初手は、《繁殖池》、《島》、《森》、《巨大化》、《不安定性突然変異》、《マナ漏出》、そして《空飛ぶ男》。フライングマンで殴る気満々な初手をキープする。一方の石丸、最後の最後で痛恨のダブルマリガン。藤本圧倒的優位な状況で最後のマッチがスタートした。
藤本は《繁殖池》から《空飛ぶ男》。石丸は《Flagstones of Trokair / トロウケアの敷石》を置いてエンド。2ターン目藤本は《ペンデルヘイヴン》をセットし、まずこの能力で《空飛ぶ男》を2/3に。さらに《不安定性突然変異》をエンチャントして攻撃(藤18−15石)。石丸の2ターン目は《セレズニアの聖域》で《トロウケアの敷石》を戻してエンド。藤本は3/3の《空飛ぶ男》で攻撃、《巨大化》されて6点(藤18−9石)。《シラナの岩礁渡り》が出てエンド。3ターン目石丸は《トロウケアの敷石》をセット、《Birds of Paradise / 極楽鳥》、《セレズニアのギルド魔道士》をプレイする。
4ターン目、藤本のターン。2/2の《空飛ぶ男》と1/1の《シラナの岩礁渡り》が攻撃を宣言。石丸は《極楽鳥》でのブロックを考えるが、スルーを選択。《ペンデルヘイヴン》で《シラナの岩礁渡り》が2/3となり、都合4点のダメージ(藤18−5石)。
後攻4ターン目の石丸、まず《セレズニアのギルド魔道士》でアタック。森が置かれて、ここで渾身の《Wrath of God / 神の怒り》。しかし、藤本は《マナ漏出》!
5ターン目、藤本のドローは《マナ漏出》。《空飛ぶ男》と《シラナの岩礁渡り》が攻撃、スルーされて《ペンデルヘイヴン》により3点のダメージが通る(藤16−2石)。
5ターン目後攻石丸、《ヤヴィマヤのドライアド》をプレイしこれが通り、《寺院の庭》をサーチしマナを伸ばす。《セレズニアのギルド魔道士》で攻撃し(藤14−2石)エンド。
6ターン目、藤本は《不安定性突然変異》により《空飛ぶ男》を失うが、《シラナの岩礁渡り》で攻撃。通すと《ペンデルヘイヴン》で負けてしまうので、石丸は《極楽鳥》でこれをブロック。
6ターン目の石丸、ここで《シラナの岩礁渡り》+《ペンデルヘイヴン》への回答を引きたかったのだが…。プレイされたのは《Saffi Eriksdotter / サッフィー・エリクスドッター》。
7ターン目の藤本の攻撃宣言により石丸のライフは0となり、藤本が熊本県チャンピオンとなった。
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