そもそも、mtgとはなんぞや?なんて、哲学じみたことは言いませんが。

たとえば、毎年のように変わっていくカードプールや、整備されたトーナメント環境。そういったものもmtgの魅力のひとつではありますよね。いわゆる、競技としての側面。現環境を研究してそれをネット上で発表する。それも確かにひとつの楽しみではあると思います。私も似たようなことをたまにやってます。発表してるつもりはありませんが。そして何より、いろいろなトーナメントが毎週のように開催されているので、それに出場して自分のデッキや、いろいろなカードや、そして自分の腕を試すのも楽しいことです。

大きな大会も参加しやすいですしね。GPとか。でもその一方で、いわゆるカジュアルプレーヤーと呼ばれる人たちも、mtgを楽しんでいることもまた事実です。別にトーナメントプレーヤーとカジュアルプレーヤーを線引きするつもりも、どっちが偉いんだとかを主張するつもりもまったくございませんが。

私は勝つためにmtgをやっているわけではありません。自分の中ではただのカードゲームです。mtgをやってたおかげで、外人さんとゲームをする機会にも出会えました。そういった意味では、いいゲームだと思います。
こんな私は、勝つためにmtgを真剣にやっている人たちがいることを知っています(別に私がぜんぜん真剣にやってないわけじゃないですよ。ゲームやってるときはいつだって真剣ですよ)。
私が「勝つために」と言った人たちは、もしかしたら別に勝つためにやってるわけじゃないと言うかもしれませんが。

まあ、何が言いたいかっていうと、大会に参加してるプレーヤー全員が、ばりばりのトーナメント思考のプレーヤーではないということを、トーナメント思考の人にはわかってほしいということです。私は別にmtgをふざけてやっているわけではありませんよ、念のため。

大会は不特定多数が参加するので、ルールは必要だし、参加者は最低限のルールを把握しておくことは絶対必要です。それを知らずにルール違反をしてしまったプレーヤーには、それなりの罰則が科せられるのは当然です。ただ、そんなルールを知らなかったプレーヤーに対して、「ルールも知らないのに大会に参加するなんてけしからん」などという意見があるのは、私は一方的すぎると思います。やはりmtgというものに対する考え方の違いが根本にあるからではないでしょうか。

シールドで与えられたパックから、もっとも強いデッキを組むことが目的ではない人もいます。
ドラフトでもっとも最適なピックをすることが目的ではない人もいます。

自分とは異なる価値観に触れて、それを受け入れられたときに「mtgをやっててよかった」と思えるかもしれません。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索