道徳の時間がやってまいりました。

思いやりという言葉を考えるときにしょっちゅう聞かされた言葉、それは「相手の立場に立って考える」ということ。日本にも中国にもそれぞれ立場ってものがありますので、この「相手の立場に立って」というところで考えてみます。そうそう、ここでは、国と国との駆け引きとかは完全無視しますのであしからず。

現状をおさらいしてみますと、
・日本のナンバー1の小泉首相が、靖国神社を参拝している(公式とか非公式とかもここではおいておきますが)
・その理由は、「不戦の誓い」
・靖国にはいわゆるA級戦犯が合祀されている
・中国猛反発

ちょっと簡単すぎたかな?で、このこと自体に関する個人的な感想はここには書きませんが、最初の「相手の立場に立って」というところで、中国の立場に立ってみましょう。

中国にとって日本は戦争で敵国だった。
日本にとって戦争で敵だったのは?
→アメリカ
中国は日本にひどいことされた。
日本がアメリカにひどいことされたのは?
→原爆
中国にとって靖国は戦争の象徴。
日本にとって原爆の象徴は?
→アメリカに核実験博物館なるものが出来たらしい

ほらできた。つまり、中国から見た首相の靖国参拝問題ってのを日本人に分かりやすく置き換えると、

アメリカ大統領が核実験博物館を毎年訪問して「原爆ノ威力ハ、スゴイダロウ」とか演説する。広島や長崎の被爆者団体が訪問の中止を要請しても完全無視、悪びれた様子もない。
「っていうか、悪くない」と開き直る始末。

うわあ、それはムカつく・・・。

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